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デジタル化で日々進化する新しい教材
コミュニティ・スクールで使用する教材は、従来のものとは大きく違ってきそうですね。
コミュニケーション教育、コミュニティ・スクールの運営にIT活用が有効であるように、これからは教科書や教材もどんどんデジタル化していきたいと思います。
私たち民主党の考えである「教育」から「学習」へという考えから、「学びのメディア」をつくりたいのです。直接的なコミュニケーション、相互の情報交換を可能にして子どもたちへの「個別対応」ができる教育の実現です。教材をつくっていく環境も劇的に変わっていくでしょう。
デジタル化された教材を使って、生徒一人ひとりにカスタマイズしていきたいと考えています。それは、ボリュームだけではなくて、使いやすさ、学習の仕方も一人ひとり違って、作り手と使い手でインタラクティブに進化していく新しい教材です。具体的には、動画やワークシートを盛り込んだり、反復学習もできるようにしたりといろいろなやり方があります。学び方も、子どもによって、耳で聴いて覚えるのが得意な子もいれば、目で覚えるのが得意な子もいる。それぞれ、得意な覚え方で学んでいくんです。だから、教科によっても、習熟度によっても、かなり幅のある多様な教材になると思います。
例えば、社会科はレベルの高い子には、教科書に載っているA説だけでなく、教材にはB説、C説、D説……と多様な説があることを紹介することもできたりと、さまざまなチャレンジができると思います。クリックをするだけで、その子だけの教材になる。そんなツールを現場で使えるようにしていきたい。
デジタル化は指導する側にとっても、大きな変化になりそうですね。
劇的な変化ですよ。まず、生徒一人ひとりの学習履歴の管理や学習到達度が把握できます。それも担任の教師が一人だけではなくて、「学びのコミュニティ」で共有できるんです。
例えば、担任の先生が作文の添削をするのに、免許を持った教員と地域のボランティアの人に、「この子の作文の感想をお願いできませんか」といってコラボレーションできる。そのほかの教科でも、担任と免許を持った教員とボランティアの軸を中心とした指導方法ができるようになります。
こうすることで、いつでも、どこでも、必要に応じて、生徒一人ひとりの学習状況の把握をできるようになります。
さらにいえば、教材や教科書のデータをデジタル化してクラウドコンピューティング*3を活用すれば、それが全国の教育現場でただちに利用可能になる。さらに、クラウドを使えばいつでもどこでも学力調査ができるようになるんです。
教材のデジタル化は、今まで教材を制作してきた企業側も、頭の切り換えが必要になってきますね。
紙ベースの教材では、この変化にはついていけません。それを危機だと思うか、チャンスととらえるか。
今まで、私はさまざまな業界にITが入っていくのを経験していますが、なかなか、イメージができないために脅威を感じる人が多いのが実際です。でも、私は未来を創る子どもたちの代弁者の立場です。その立場から言わせてもらうと、もう、新しい時代を創る側に頭を切り換えてほしい。
教材をつくる業界内でも、再編があるかもしれませんが、合従連衡して、日本の新しい教育のために、今まで以上に知恵を出し合い、新しい教材を創っていってほしいと思います。
*3 クラウドコンピューティング
クラウド(雲)はネットワーク(主にインターネット)を指す。ユー ザーがインターネット上=クラウドの中のサービスを、その所在や内部構造を意識することなく利用できる環境を「クラウドコンピューティング」という。
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